2nd mirror(2次平面鏡)


2次平面鏡の役割とは…?

2次平面鏡は、1次平面鏡で受けた天体の光を放物面鏡へ導く、とういう役割があります(図1)

FITEは、天体からの光を図1の両端にある1次平面鏡で受け、次に2次平面鏡で放物面鏡へ反射させ、 放物面鏡で集光させます。 1次平面鏡からの2光束の波面をそろえ、その光路差を微調整し、放物面鏡へ導くことが、2次平面鏡の役割と言えます。


2次平面鏡に要求されることは?

FITEは空間分解能1秒角を目指すため、長い腕の先にある1次平面鏡のアラインメント誤差を この2次平面鏡で補正する必要があります。

図2.2次平面鏡アライメント機構概略図
図2のように、2次平面鏡アラインメント機構は、
*基線長方向にアラインメントを行う基線長アラインメント機構(BAU)
*鏡の傾き方向(ピッチ・ロール角方向)にアラインメントを行うティルトアラインメント機構(TAU)
の二つの部分に分けられます。

2次平面鏡で必要とされる精度は、基線長方向の平行移動については10μm、 ピッチ・ロール角方向については1秒角となります。
*1μm=1×10^−6m
*1秒角=1度の3600分の1

この機構は、気球高度での環境(気圧5hPa、気温−50℃)で動作しなければなりません。 現在、この機構を開発・調整中です。

by Ryo.Kiuchi
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